現地研修(鹿嶋及び神栖方面の歴史探訪)   
 
平成30年11月15日 

1.行程
 現地研修「鹿嶋及び神栖方面の歴史探訪」  
<研修・見学先>
    豊浦交流センター(6:45発)⇒大杉神社⇒息栖神社⇒蚕霊神社⇒昼食(蕎麦処更科)⇒風力発電風車群
    ⇒鹿嶋神宮一の鳥居(車窓)⇒鹿嶋神宮⇒豊浦交流センター (18:00着)

2.研修概要
・本年度第2回目の現地研修。参加者は賛助会員2名を合わせて26名。比較的暖かい絶好の秋日和でした。
・定番の車中研修では橘顧問、橋本会長から資料を用いて訪問先の詳細説明がありました。
    この資料だけで旅日記(出張報告?)が書けそうです。
・鹿嶋神宮では、丁度七五三のお参り客に遭遇し、着飾った可愛い男の子,女の子に目を細めました。
・おもな見どころ,
    ・大杉神社:旧郷社で、”あんばさま”の呼び名で親しまれている。「あんば参れば日光見るに及ばず」と云わ
                       れるほどまさに豪華絢爛。現在の権現づくりの社殿は1816年に再建されたもの。
    ・息栖神社:関東三社のひとつ。社歴は古く、神武天皇の開基と言われる。昭和35年に火災で焼失したため
       現在の社殿は鉄筋コンクリート造りとなっている。近くに忍潮井があり、男瓶、女瓶がある。
    ・蚕霊神社:神栖町では、昭和58年をもって養蚕の永い歴史の幕を閉じて以来蚕霊神社は静かな佇まいと
       なっている。川尻の蚕養神社に伝わる「金色姫の伝説」がここにもあり驚きました。
    ・鹿嶋神社:神武天皇の創建と伝えられる。常陸国一の宮で、香取・息栖の両社とともに東国三大社の一つ。
                       古来武神として崇信を集め、鎌倉時代、江戸時代を通じて幕府の保護・寄進により諸社殿を
          復興、社観を整えた。いつ訪れても厳かな雰囲気に包まれます。
                       
・帰りのバスでは小林顧問,広木さん他の弁士による農事談議があり大いに盛り上がった研修旅行でした。 以上
                                            

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豪華絢爛な”あんばさま” :大杉神社「夢むすび大明神」と崇められる

大杉神社鳥居前で集合写真

大杉神社境内にある”太郎杉”
同境内にある華美なトイレ
息栖神社
徳川家の崇敬が篤く、1604年に鹿島神宮領から14石が給された

息栖神社
社殿は入母屋造。静寂観が漂う佇まい。
息栖神社の忍潮井「日本三霊泉」の1つ) 時を刻み、湧き出る霊水(但し今は湧出無し) 男瓶、女瓶がある。

蚕霊神社
神栖町は明治より養蚕が盛ん。盛衰を繰り返してきたが今は往時の面影無し。

蚕霊神社
日立市川尻町の蚕養神社と同様、蚕霊神社には養蚕伝来に関する伝承が伝わっている。
波崎ウインドファーム (他社の風車発電もあり) 14基の風車が並んでいる。総出力は12,000kW、ブレードの直径62mハブまでの高さ65m 鹿島神宮鳥の大居前で集合写真
徳川将軍家が朱印2,000石を寄せて諸社殿を復興、社観を整えた。
「鹿島神宮」の「楼門」
日本三大楼門の一つに数えられる
徳川頼房が造営。 高さ約13m
「要石」 直径30cmほどの石
地震を鎮めているとされる。大部分が地中に埋まった霊石。